医療情報を、現場と制度の両側から読む株式会社医療ラボ
HEALTHCARE IT ─ SINCE 1999

医療の現場に、
忖度しない視点を。

電子カルテ27年。医療情報システムのコンサルティング・PMO・受託開発、そして医療データの二次利用支援。建前ではなく、現場で本当に効く「次の一手」を、制度と現場の両側から導きます。

27年EMR実装の知見
一次情報主義の論説
4領域の伴走支援
今週の論説
2026.09.09 ─ 電子カルテ標準化

オンプレミス型の電子カルテは、2033年度でもまだ2,840施設。
厚労省が「電子カルテ普及計画」を公表しました ― この推移は、何を前提にした絵なのでしょうか。

9月9日、厚生労働省は第2回ヘルスケアAX・DX推進本部に「電子カルテ普及計画」を示し、同日付で公表しました(作成は政策統括官付医療情報連携担当参事官室)。副題は「クラウドネイティブ型電子カルテの普及/全国的な医療情報の連携/サイバーセキュリティ対策の強化」です。目標は、2028年度までに電子カルテ未導入の200床以上の病院(療養病床等が中心の病院を除く)について電子カルテ普及率100%、2030年までに①電子カルテ普及率約100%、②地域の拠点病院のサイバーセキュリティ対策100%、③大病院向けクラウドネイティブ型製品の提供の3点。方針は「医療機関のシステムのクラウドネイティブ化を集中的に実施」とされました。計画には普及推移の推計が載っています。病院(母数はオンライン資格確認を運用開始している8,000施設)は、2026年度がクラウドネイティブ型200施設・オンプレミス型5,420施設・未導入2,380施設、2030年度がクラウドネイティブ型2,900施設・オンプレミス型5,000施設・未導入90施設、2033年度がクラウドネイティブ型5,150施設・オンプレミス型2,840施設・未導入0施設。医科診療所(母数83,000施設)は2026年度がクラウドネイティブ型12,000・オンプレミス型45,000・未導入26,000、2033年度がクラウドネイティブ型76,000・オンプレミス型8,000・未導入0です。推計は「一定の粗い仮定」を置いたものと明記され、2026年度時点のオンプレミス型のうち1/7(医科診療所は1/6)が2027年度以降に均等に更改を迎える、といった仮定が並びます。施策欄には「※『施策』に記載の内容は、厚生労働省令和9年度概算要求に盛り込んだもの。具体的な内容は、今後の予算編成過程や国会審議等で変更があり得る。」と注記されています。翌9月10日の第35回医療等情報利活用ワーキンググループには、同じ日付・同じ中身の資料が「電子カルテ普及計画(案)」として参考配付されました。
論説一覧を見る ──
医療ラボの視点

数字の絵としては、よくできていると思います。オンプレミス型が右肩下がりに、クラウドネイティブ型が右肩上がりに交差していく。ただ、その交差が起きるのは2031年度あたりで、目標年の2030年ではありません。表が2033年度まで伸びているのは、おそらく正直さの表れでしょう。2030年で切ってしまえば、オンプレミス型5,000施設・クラウドネイティブ型2,900施設という、目標と並べにくい絵になります。もっとも、計画自身が「一定の粗い仮定」と断っているとおり、この曲線の形は仮定が決めています。今あるオンプレミスの7分の1が毎年きれいに更改を迎える、という仮定は、現場の更新サイクルの実感とどれくらい合うでしょうか。普及率の分母を「オンライン資格確認を運用開始している医療機関」に置いたことも、控えめながら効いています。そして施策の欄には、すべてが令和9年度の概算要求に基づくもので今後変わり得る、と注が付いています。計画は9日に公表され、翌10日のワーキンググループには、同じ日付の文書が「(案)」の名前で配られました。急いでいるのだろうな、とは思います。急ぐこと自体を責める気にはなりませんが、その速さが現場の更改サイクルにどう伝わっていくのかは、静かに見ておきたいところです。

医療情報トピックス

医療DXの動向を、両側から読み解く。

2026.09.10
全国医療情報PF

電子カルテ情報共有サービス、運用開始前に「もっと載せる」議論 ― 画像・病理レポート・検体検査・バイタル、保存期間5年の延長も検討事項に

9月10日の第35回医療等情報利活用ワーキンググループに、資料3「令和8年度規制改革実施計画を踏まえた対応の検討について」が示されました。令和8年7月21日に閣議決定された規制改革実施計画は「電子カルテデータの利活用の促進」として、電子カルテ情報共有サービスの対象情報の拡充と、医療機関から登録された電子カルテデータの保存期間の延長を「令和8年結論」と位置づけています。事務局は拡充の候補として、画像情報、画像診断報告書・病理診断報告書、現在共有対象外の検体検査結果等、バイタルサイン・妊娠出産関連情報・家族情報・テキストデータ等を挙げ、それぞれの現状・課題・論点を整理しました。課題としては、画像の共有・蓄積にはより多くの保存容量が必要でランニングコストが増加しうること、様々な画像が共有されると確認する医療従事者の負担になる恐れがあること、検体検査項目を増やすほど医療機関でのJLAC11コードのマッピング負荷が増すことなどが挙げられています。バイタルサインについては、令和7年度の地域医療情報連携ネットワーク調査研究事業の最終報告書で、調査対象ネットワークにおける閲覧割合(該当情報を閲覧された延べ患者数/延べ閲覧患者数)が1%未満だったことが示されました。保存期間は現行で原則最長5年(医師の判断による長期保存フラグを付したものを除く)。移行期医療など長期のフォローアップが必要な疾患で延長を求める声がある一方、医師法上の診療録の保存義務が5年であるため、情報共有基盤上には残っているが登録元の医療機関には残っていない状態が生じ「責任の所在が不明確になる恐れがある」と整理されています。

医療ラボの視点運用開始が今冬に迫るサービスについて、載せる情報を増やす議論が並行して進んでいます。先に器を作り、後から中身を足していく――順番としては自然ですし、規制改革実施計画に「令和8年結論」と書かれている以上、日程の側から降りてきた宿題でもあるのでしょう。資料の誠実なところは、要望と一緒に課題が併記されていることでした。中でもバイタルサインの「閲覧割合1%未満」という数字は、そのまま置かれています。共有できる情報と、実際に見られる情報は違う。これは共有サービス全体にとっても、なかなか重い一行です。保存期間の話も、技術より制度の形をしています。基盤は5年より長く持てるが、カルテの保存義務は5年。長く残すほど、その情報の出どころに誰も責任を持てない期間が延びていく。拡充の議論が進むほど、「何を載せるか」より「載せたものを誰が引き受けるか」のほうが先に問われそうです。
2026.09.10
電子カルテ標準化

「技術解説書(運用開始用)」の公開も、全国運用開始も、どちらも今年度の冬 ― アレルギーは「青魚」「ナッツ類」をコード追加する方向へ

同じワーキンググループの資料1で、電子カルテ情報共有サービスの今後のスケジュール(案)が示されました。令和8年10月から、公開済みの「技術解説書(検証用)」を用いた再度の検証をモデル医療機関で開始し、その結果を踏まえて必要があれば改版したうえで、「技術解説書(運用開始用)」を令和8年度冬頃に公開する予定とされています。全国的な運用開始も令和8年度冬頃が目標です。資料は開発ベンダ向けの留意点として、「これまでに発出されている技術解説書に準じたシステムではなく、現場の医療機関への負担を軽減する観点から、『技術解説書(運用開始用)』の内容を反映したシステムでの改修等を実施していただきたい」と明記しました。あわせて、モデル事業で浮上したアレルギー情報の登録運用も議題になりました。医療機関では「さば」「あじ」を魚固有の名称ではなく「青魚」と登録することが多く、「アーモンド」「カシューナッツ」も「ナッツ類」として登録されることが多い一方、現在のJFAGYコードマスタに「青魚」「ナッツ類」は存在しません。事務局は両者をJFAGYコードへ追加する方向で調整を進めてはどうかと提案し、ただしアレルギーの原因特定や情報の活用の観点では大きい分類の「青魚」より「サバ」など個別の魚が特定されている方が良いという考えもあるとして、運用開始に向けて注意事項・留意事項を整理する必要があるとしています。運用開始後にダミーコードの使用状況を分析し、コードの見直しにつなげる運用イメージも示されました。

医療ラボの視点スケジュールの図を素直に読むと、今年度の冬に「技術解説書(運用開始用)」が公開され、同じ今年度の冬に全国の運用が始まります。そしてベンダへの注文は、これまでの技術解説書ではなく、その「運用開始用」を見て作ってほしい、というものでした。現場の負担を軽くするための注意書きだというのは分かりますし、10月からの再検証の結果を反映させるなら、確かにそうなります。ただ、手元にまだ無いものに合わせて改修してください、と言われる側の年末年始を想像すると、少し息が詰まる気もします。もう一つ、「青魚」と「ナッツ類」の話が印象に残りました。全国共通のコード体系に、その2語だけが無かった。院内では長くそう書いてきたのに、標準の側にその言葉が用意されていなかったわけです。追加する方向、というのは妥当な判断でしょう。同時に資料は、原因の特定という観点では「サバ」のほうが良い場合もある、とも書いています。現場の書き方に合わせるのか、後で使えるように書き直してもらうのか。標準化の一番やっかいな分かれ道が、魚とナッツの形で出てきました。
2026.09.10
電子カルテ標準化

歯科診療所の電子カルテは12%、それともう一つの41.5% ― 同じ日の資料に、2つの調査の数字が並びました

同ワーキンググループの資料2「歯科における医療DXについて」に、厚生労働省委託事業のアンケート結果(実施期間2026年7月21日〜8月14日、n=4,209)が示されました。カルテ作成方法として電子カルテを利用している歯科診療所は12%、カルテ作成支援機能を備えたレセプトコンピュータを利用しているのが51%、同レセコンとカルテ用紙への手書きの併用が28%、カルテ用紙に手書きが9%です。ここでの「電子カルテ」は、「いつ・だれが修正したかの履歴をカルテシステム内で確認することができる」と回答した場合のみを計上したものとされています。未導入の理由は「導入や運用にかかる費用が高い」が最も多く挙げられました。一方、同じ日に参考配付された電子カルテ普及計画には、社会保険診療報酬支払基金のアンケート(2026年6月5日〜10日)に基づく歯科診療所の電子カルテ導入率41.5%(導入済み18,533/総数44,609)が載っています。歯科医療機関向け電子カルテの標準仕様は令和8年度中の策定が予定され(クラウドネイティブ型を想定)、あわせて「歯科情報に関する技術作業班」の開催要綱(案)が示されました。

医療ラボの視点12%と41.5%。同じ年の、同じ省の、同じ日の資料に並んだ数字です。どちらかが間違っているわけではなく、「電子カルテ」と呼ぶ範囲が違うだけでしょう。委託調査のほうは、更新履歴を追えることを条件にしました。真正性という、電子カルテの三原則のひとつをそのまま定義に据えたわけです。まっとうな線引きだと思います。そしてその線を引くと、約6万の歯科診療所のうち、レセコンでカルテを作っている79%が向こう側に残ります。気になるのは、この79%が「未導入」なのか「別のやり方で運用中」なのか、という数え方のほうです。普及率100%という目標は、分母と定義で姿を変えます。標準仕様を令和8年度中に、と急ぐのであれば、その前に、どちらの数字で進捗を測るのかを一度そろえておいたほうが、後の議論が楽になりそうです。
2026.09.09
医療AI

医療AIの令和9年度概算要求が出そろう ― 研究開発プラットフォームに153億円+事項要求、「エージェント型AI」に25億円

9月9日の第2回ヘルスケアAX・DX推進本部に、資料3「ヘルスケアAXの推進について」が示されました。令和9年度概算要求の主な事項として、「AI for Health 研究開発プラットフォーム構築事業」153億円+事項要求(前年度当初予算額は「−」)、「医薬品等の審査・安全対策におけるAI導入推進事業」30億円、「医療分野のエージェント型AIによる新たな業務支援サービスの開発支援」25億円、「介護テクノロジー開発・普及等加速化事業」8.8億円、「介護テクノロジー導入・協働化・経営改善等支援事業」240億円の一部などが並びます。プラットフォームの役割には、フィジカルAIによる共用の自律ラボの運営・管理、医用画像AI研究開発データ基盤の整備、臨床試験AX、海外創薬・医療AI研究機関の国内拠点整備、そして「電子カルテ等のAIエージェント対応の推進」が挙げられ、実施主体は国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)および民間事業者等、KPIは①創薬シーズの導出、②医療AIソフトウェア等の開発とされています。資料の現状分析には、医療・介護の業務支援AIについて「低い普及率」「AIの費用対効果が不明確」と記されました。あわせて省内体制の参考資料が9月8日付で更新され、8月4日設置の推進本部の下に、医務技監を室長とする「AI for ヘルスケア成長戦略室」が置かれる体制図が示されています。

医療ラボの視点先月、20分間の初会合を伝えた本部の第2回に、予算の姿が並びました。金額の大きさより目を引いたのは、資料自身が課題として「AIの費用対効果が不明確」と書いていることと、KPIが「創薬シーズの導出」「医療AIソフトウェア等の開発」という、作る側の件数に置かれていることの取り合わせです。費用対効果が分からない、という診断に対して、処方が「もっと作る」であるのは、研究開発の予算としては筋が通っています。ただ、現場の普及率が低い理由がそこにあるのかは、また別の話でしょう。もう一つ、プラットフォームの役割に「電子カルテ等のAIエージェント対応の推進」という一行があります。同じ日に、電子カルテをクラウドネイティブ型へ集中的に移す計画が公表されました。移行の只中にあるシステムに、AIエージェントが触れる前提を重ねていくことになります。順番として無理がないかどうか――そこは、これから示されるのだろうと思います。
2026.08.27
電子カルテ標準化

200床以上の病院は2028年度までに電子カルテ100%へ ― 告示となる「医療情報化推進方針」の案が示されました

8月27日、厚生労働省は社会保障審議会の医療保険部会(第213回)と医療部会(第130回)に「医療情報化推進方針(案)」を示しました。地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律第11条の2第1項に基づく厚生労働大臣告示で、令和8年10月1日から適用するとされています。方針の対象期間は2026年10月1日から2030年3月31日までの3年半です。目標としては、2028年度までに、電子カルテ未導入の200床以上の病院(療養病床等が中心の病院を除く)について電子カルテ普及率100%を目指すこと、また2030年末までに、①必要な患者の医療情報の共有が可能な電子カルテの普及率約100%の達成、②地域の拠点となる病院全てに対するセキュリティ点検・外部接続点の適正化等のサイバーセキュリティ対策の実施、③大病院向けのクラウドネイティブ型製品(電子カルテ・部門システム)が提供される環境の整備、の3点が明記されました。2030年末に約100%という水準は、昨年公布された医療法等の一部を改正する法律(令和7年法律第87号)にすでに規定されているものです。方針案はこのほか、政府DXサービスへの接続等を要件とする標準仕様に即したクラウドネイティブ型電子カルテの認証制度を2026年度中に構築すること、標準型電子カルテ(導入版)について2026年度中の完成を目指すこと、電子カルテ情報共有サービスを2026年度冬をめどに全国で運用開始することなども盛り込まれています。冒頭には「点で進んできたDXを、国がハブとなって線につなぎ、やがて面へ。」「オンプレミスのたこつぼ化を越え、クラウドで基盤をつなぎ直す。」という標語が置かれました。

医療ラボの視点2030年末に約100%という数字そのものは、昨年の法改正ですでに決まっていました。今回新しいのは、その手前に「2028年度・200床以上」という中間の杭が打たれ、それが告示という形をとることでしょう。長い目標に途中の駅ができるのは、測る側にとっても測られる側にとっても、悪い話ではないと思います。少し気になったのは、日付の並びのほうでした。方針の対象期間は2030年3月31日まで。一方で目標の多くは「2030年末まで」に置かれています。締切のほうが、方針の任期より9か月ほど後ろにあります。次の方針へ引き継ぐ前提なのだろうとは思いますが、期限を定めた文書が、その期限を自分では見届けない構図ではあります。もうひとつ、告示の案に「たこつぼ」という語が置かれているのは、あまり見ない光景でした。言い得ているだけに、そのたこつぼを誰がどんな事情で掘ってきたのか――そこも一緒に整理されると、移行の話はもう少し進めやすくなりそうです。名指しされたのは「未導入の」200床以上の病院です。この時期まで残っているところには、それぞれ理由があります。杭を打つ位置よりも、その理由の側に手が届くかどうかを、静かに見ておきたいところです。
2026.08.27
研究倫理

生命科学・医学系研究の倫理指針を改正 ―「文書IC」「口頭IC」「適切な同意」を「IC」に統一、既存情報を使う研究は原則オプトアウトへ

8月27日、文部科学省・厚生労働省・経済産業省は「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針の一部を改正する件」(令和8年 文部科学省・厚生労働省・経済産業省告示第1号)を告示し、あわせて施行通知を発出しました。施行は令和8年12月1日です。通知は改正の趣旨として、個人情報保護法の改正のたびに指針の部分的改正を重ねた結果、指針の内容が「複雑かつ難解となり、研究を停滞させる一因になっている可能性」を指摘されたこと、規制改革実施計画(令和6年6月21日閣議決定)において多機関共同研究の一括した倫理審査が十分に普及していないことや倫理審査委員会の審査の質のばらつきが指摘されたことを挙げています。主な改正点は、基本方針に患者・市民の視点を尊重することを規定したこと、研究を「侵襲を伴う研究又は介入を行う研究」「試料を用いる研究」「試料を用いない研究」の3つに分類してリスクに応じインフォームド・コンセント(IC)又はオプトアウトのいずれかを行うこととし、「文書IC」「口頭IC」「適切な同意」の用語を「IC」に統一したこと、既存情報を用いる研究にも既存試料と同様の要件を適用して原則オプトアウトとしたこと、侵襲・介入研究の多機関共同研究では一の倫理審査委員会による一括した審査を必須としたことなどです。実施中の研究については、個人情報保護関連法令及びガイドラインの規定が遵守される場合に限り、なお従前の例によることができる経過措置が置かれました。

医療ラボの視点「複雑かつ難解となり、研究を停滞させる一因になっている可能性」――自らの指針についてここまで書いた通知は、なかなか率直です。整理そのものは、素直に歓迎したいところでしょう。三つに分かれていた同意の呼び名は「IC」の一語にまとまり、審査の重さも研究のリスクに応じて配分し直されました。ただ、簡素になったのは主に手続の呼び方のほうで、実際の線引きは、これから改訂されるガイダンスに委ねられています。もう一つ目に留まるのは、既存の情報を使う研究が既存試料と同じ扱いに揃い、原則オプトアウトになったことです。渡す側の手続は軽くなりますが、オプトアウトは通知の中で「拒否できる機会を保障する方法」と定義されています。その保障が実際に働くかどうかは、本人がその研究を容易に知り得る状態に置かれているか次第でしょう。施行は12月1日。改正個人情報保護法の政令・規則・ガイドラインも、そう遠くないうちに姿を見せます。指針が簡潔になるほど、その外側にある法令のほうを丁寧に読む必要が出てくる――そんな冬になるのかもしれません。
事業領域

医療の「次の一手」を、実行まで。

01

プロジェクト
マネジメント実行支援

選定・導入・更新の現場で、計画から稼働まで伴走。要件の抜けや運用の穴を塞ぎます。

02

マネジメント
コンサルティング

経営と現場をつなぐ視点で、医療機関の意思決定と業務改善を支えます。

03

システム
コンサルティング

標準化の波を自院の業務に落とし込む。ベンダー中立の立場で最適解を導きます。

04

受託開発業務

27年の実装知見で、医療現場で本当に動くシステムを確実に形にします。

私たちの強み

数字を見るだけでは、医療は変わらない。

01

電子カルテ27年の実装知見

汎用機の時代からAI活用まで、医療情報システムの進歩とともに歩んできた現場の知見が土台です。

02

現場と制度の両側を知る

告示・通知などの一次情報を押さえつつ、現場で何が起きるかを併せて読む。机上論で終わらせません。

03

ベンダー中立・忖度しない

特定製品ありきではなく、医療機関にとっての最適を率直に。だからこそ言える本音があります。

04

見る→決める→動くまで伴走

課題の可視化で終わらず、意思決定と実行までを支える。動くものを、確実に届けます。

会社案内

ITで医療の未来を想像し、人の未来に貢献する。

会社名株式会社医療ラボ
代表者代表取締役 髙月 常光
所在地〒279-0041 千葉県浦安市堀江3-28-31
電話090-8893-2345
事業内容プロジェクトマネジメント実行支援/マネジメントコンサルティング/システムコンサルティング/受託開発業務

その「次の一手」、
一緒に考えませんか。

医療情報システムの選定・導入から、データ活用、PMOまで。まずはお気軽にご相談ください。